水産のプロが認めるイチオシの魚料理店

地魚をより多くのお客様に

《漁師めしシリーズ》「波魚波(はとば)」(JFいとう)
2016/07/01
水産専門紙H記者のおすすめ!
伊東産100%の魚が満喫
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利用者の声から生まれた「黒潮ランチ定食」

ここがおすすめ!

JFいとうの直営食堂「波魚波(はとば)」は伊豆半島東海岸を走る国道135号線沿いにあります。店長にあたる現〝船頭〟は、開店時から働く漁協職員の桑原智宏さん。昼限定の営業ながら、伊東市内でもピカイチの地魚を提供する〝刺身屋〟として知られています。

大満足「黒潮ランチ」

平成22年9月の「波魚波」開店時には、「地魚刺身定食」と「地魚フライ定食」の2種類からスタート。人気は「地魚刺身定食」の方がありました。

ただ、刺身だけだと少々ボリューム足りず、何かもう一品ほしい。そんな利用客の声から生まれたのが、ミニフライが付いた「黒潮ランチ定食」(税込1850円)です。

魚は水揚げで毎日変わりますが、伊東産100%。4月のある日はホンサワラ、アジ、ワラサ、キメジ、スルメイカ、生シラスの刺身に、アジ、カマスのミニフライ。大満足間違いなしのボリュームです。

運がよければ「目新しいだけでなく食べておいしい」未利用魚、低利用魚に出くわすことも。ウリンボは船頭のお勧めで「親魚イサキのような磯臭さは全くなく、非常に美味」ということでしたが、取材にお邪魔した時は残念ながら出会えませんでした。

鮮度に加えて奥深さを

朝獲れ魚を刺身で出すだけでは、「味が単調になる」。鮮度とうま味の関係は魚の種類によって全く違ってくるからです。桑原船頭は、「きょうのメニューでいえば、本サワラ、ワラサ、キメジは少し寝かせた(時間を置いて熟成)方がいい。本サワラは2日間熟成させたものを使う。鮮度がよければよいほどいい、生シラスやアジ、スルメイカは当然、朝獲れ品です」と、魚がもつ個性にもこだわっています。伊東の魚の「奥深さ」も知ってほしい。そんな思いがこめられています。

自家製の「いか塩辛」を販売

自家製の人気商品と紹介

レジ前では自家製の人気「いか塩辛」も販売されています。

「サバ男くん」も販売

また、鮮魚の新鮮なすり身を使った「サバ男くん」も販売されています。これは、伊東港へ水揚げされた新鮮でおいしい魚を新鮮なうちに簡単な料理に活用できるようにとすり身にしたもので、骨もなく、無添加、無着色で製造しています。

当初給食食材として販売していたサバを一般用に「サバ男くん」として販売しているもので、水産庁が推奨する「魚の国のしあわせ」プロジェクトにも参加している商品です。

店は改装前のファミレスの面影が感じられます。圏央道の埼玉県内区間の全通以降、北関東との距離はぐっと近くなり、栃木や群馬方面からの来客が増えたそう。魚はすべて伊東産ですが、種類の増える「3-5月と9-12月」が狙い目ですよ。

店舗情報

営業時間
11時ー15時(ラストオーダー14時)
住 所
〒414-0043 静岡県伊東市静海町13-9
電 話
0557-38-3327
定休日
毎週火曜
URL
http://www.ito-hatoba.com/
地 図
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