松輪サバを使った定食
メジャー魚の「松輪サバ」を使った料理
京浜急行・三浦海岸駅発剣崎経由東岡行きバスで「松輪海岸」下車、徒歩3分。地元松輪の魚を主体に、三浦半島沿岸の魚料理が堪能できる店「地魚料理 松輪」。獲れたての地魚が食べられるとあって、首都圏などからも多くの客が詰め掛けます。
三浦半島の南端に位置する漁村「松輪」。神奈川県下でも一本釣り漁業が盛んな土地で、主にサバやキンメダイ、イカを漁獲していますが、なんといっても全国的に知れ渡っているのが「松輪サバ」。
釣れ上がってくるサバが太陽に輝き、漁業者はその魚を「黄金サバ」とも呼びます。そのサバに一切手を触れないで魚倉で生かして港に持ち帰るので、鮮度抜群!特に、秋口から松輪地先の東京湾口で漁獲されるサバは丸々と太り、脂が乗っていて絶品。この「松輪サバ」料理を目当てに来店する客が長蛇の列を作るほどです。
春にも「松輪サバ」は漁獲され、4月上旬の同店のメニューでは「〆サバ」、「炙り〆サバ」「炙りたて」「塩焼き」などの定食を提供。この定食にはヒラメの刺身が添えられ、アカモク・黒糖餅・春キャベツのサラダの小鉢などついてきます。三浦半島、春の満喫めしです。
地魚をより多くの人に
店内から海が見渡せる。人もひっきりなしに
三浦市南下浦町松輪の江奈港が見渡せる位置でロケーションは抜群。三浦半島を周遊するドライブコースにあり、地魚料理を求め訪れる人のほとんどはマイカー。120台の駐車場も完備されています。
春のメニューで人気があるのが「松輪キンメダイ」料理。松輪港と江奈港の約30隻の一本釣り漁船が漁獲するキンメダイを使い、定番の煮付けはもちろん、塩焼き、素揚げや刺身が楽しめます。
目移りしそうなほどメニューが豊富
おつまみも充実
ほかにも、刺身ではクロダイ、メバル、メジナ、エボダイ、メヌケ、ヤリイカ、アジ。焼き物はカマス、イシモチ、エボダイ、コノシロの塩焼き、サワラの西京焼きもあります。
丼物ではスズキやアジの天丼、つまみには地ダコ、サザエ浜焼き、みうら漁協特製イカの塩辛などが用意され、生シラス沖漬けなどは土産用。正に地魚「オンパレード」。
地魚提供が「使命」の当店。悩みは不漁、シケなどで鮮魚料理が提供できない時。「新鮮・旬を満喫していただくためにも『事前連絡』(046-886-1767)を」とお店の方。
お勧め、エボダイの刺身
地魚の中で食べてほしいのが、三浦半島で水揚げされた希少な「エボダイ」の刺身だそうで、ヤリイカ・マグロの刺身も添えています。メバルやメジナの刺身も楽しめます。