水産のプロが認めるイチオシの魚料理店

魚三昧、カニ三昧

≪漁協めしシリーズ≫「境港のさかな塾」(山陰旋網漁協)(さんいんまきあみぎょきょう)
2016/10/24
水産専門紙K記者のおすすめ!
旬な魚を使った丼もの
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人気メニューの「特撰海鮮丼」。小鉢、味噌汁、香の物がつきます

ここがおすすめ!

山陰旋網漁協(通称・さんまき漁協)が運営・管理している「境港のさかな塾」は、境港市の境漁港に隣接する「境港水産物直売センター」の敷地内に店を構えます。旬の魚を使った丼ものやカニ料理を通じて、地元に揚がる水産物の情報を発信しています。

9月にカニかご漁が解禁し、ベニズワイガニの入荷が始まった

よい所取りの海鮮丼

境港は多くの魚種を対象に漁法も多様で、大小さまざまな漁船が集まります。日本海屈指の漁港として栄え、年間を通し魚が途切れることがありません。それだけにいちばん人気の特撰海鮮丼は、揚がる魚を「ちょっとずつ」乗せたつもりでも「目いっぱい」になってしまいます。

主役となる魚は季節で大きく異なる。夏の「クロマグロ」に始まり、秋に「ベニズワイガニ」、冬は「ズワイガニ(松葉がに)」で、今春から新ブランド養殖魚「境港サーモン」が大々的に登場しました。ぜいたくにも、山陰の実力者であるケンサキイカ(シロイカ)やマアジ、サワラなどが脇を固めます。

境港といえばカニを連想する人が多いと思います。しかし、生鮮クロマグロの漁獲量も日本一で、ほかにも季節でさまざまな魚が獲れる、豊かな漁場を有しています。

単品メニューの刺身2点盛り。天然クロマグロとケンサキイカ(シロイカ)

日替わり定食も充実内容

昨年1月にリニューアルオープンした「さかな塾」は当初、ベニガニの食べ放題や松葉ガニ鍋など、カニのPRを目的にした期間限定の店舗でしたが、高い評価を受け食事処として一本立ち。丼ものや煮魚、焼き魚の定食など、徐々にメニューを増やしています。

週末は観光客を中心に満員御礼で、国際定期貨客船のフェリー乗り場が近いことから、外国人の利用も増えてきました。平日のみの日替わり定食は取材日、同港に揚がった型のよいカサゴの煮付けが登場しました。650円という価格にお得感が満載で、周辺の水産・港湾事務所に勤務する常連さんも多いそうです。

この日の日替わり定食は、大きなカサゴの煮付けでした

6月から「境港旬の三種盛り、浜焼き定食」が新メニューに加わりました。厚く切った魚を刺身で食べるほか、熱した鉄板で片面焼き・両面焼きなど、好みの加減に炙(あぶ)って食べることができます。季節で内容は変わりますが、取材日は天然本マグロにシロイカ、境港サーモンが提供されていました。

店内には実際の漁で使用するカニかごも展示されています

今の季節はベニズワイガニ

9月の漁解禁以降、「ベニガニ食べ放題」の看板が神々しく見えます。40分で大人は2500円、小学生以下が2000円。単品でも一杯500円の価格がうれしいですね。

繊細な身質で甘みが強いベニズワイガニ

境港に隣接し、で水揚げされた新鮮な魚を直売する「境港水産物直売センター」にも、山陰旋網漁協は出展しています。観光客を対象にした店舗が多い中、こちらは鮮度の良いアジやサバ、イワシも販売していて、地元の人の利用も多いそうです。

「さんまき漁協直売所」の看板が目印

店舗情報

営業時間
10時ー15時(ラストオーダー14時)
住 所
〒684-0034 鳥取県境港市昭和町9-5
電 話
0859-44-0311
定休日
毎週木曜日
URL
http://www.sanmaki.jp/(山陰旋網漁協)
地 図
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