のりの養殖現場を見てきたよ…!|KIRIMIちゃん.おさかナビ

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のりの養殖現場を見てきたよ…!

船橋漁港(千葉県・船橋市)

2015.02.17

今日は、千葉県ふなばし市にのりの「みずあげ」から「かこう」まで見てきたよ…!
ふなばしにある“三番瀬”(さんばんせ)でようしょくされているのりは今がしゅんなの。
港からおきあいの「ぎょじょう」に出てみると、高速摘菜船(こうそくてきさいせん)という船がのりをじどう的にしゅうかくしていて、とってもびっくりしたの…!

ふなばし市では「船橋三番瀬海苔」(ふなばしさんばんせのり)というブランドのりをしゅっかしてるんだって…!
船橋三番瀬は東京湾の最奥部にあります。船橋市、浦安市、市川市、習志野市の4つの市に三方を囲まれた約1800ヘクタールの遠浅の干潟です。

潮の干満差を利用した昔ながらの漁法でおいしいノリを育てています。

三番瀬は、江戸川や荒川などの一級河川が干潟に流れ込み、海苔に必要なミネラルなどの豊富な栄養分が海水と混じり合うため、海苔の養殖にはぴったりです。

“高速摘菜船” (こうそくてきさいせん)という海苔網自動巻き上げ機(のりあみじどうまきあげき)をつんだ船でのりがついた網をまき上げて行くんだよ…!
運動会の障害物競走にある「網くぐり」みたいに船が網の下に滑り込みながら進みます。船には、摘採機というバリカンのようなものが付いていて、それでノリを刈り取ります。昔は手やハサミを使って獲っていました。
りょうしさんたちが、うんぱん船にのりをつみかえて、かこう場へはこぶよ。
ノリをある程度刈り取ったら、カゴに移しかえて運搬船に移します。ここは手作業で行うので漁師さんも大変ですが、鮮度を保つため急いで加工場に向かいます。この間、運搬船が戻って来るまで、高速摘菜船はノリを摘みます。
「鮮度」をいじするために、海水入りのタンクにうつしかえているんだね。
タンクは大人の身長くらいある大きなもの。加工場に入るまでの間、鮮度を保つためにタンクに移しかえます。また、ノリ同士がくっついて塊にならないように撹拌します。
四角にせいけいしてかんそう。なんと、かんそうには2時間かかるんだって。
ノリの成形は機械が自動で行いシート状にします。和紙を漉くような感じです。コンベアー式に次々とシート状にされ、乾燥機へと送られていきます。乾燥したノリは、異物が付いていたり、破れていたりしているものなどを機械で取り除き、きれいなものだけを選び出します。
さいごは、たばにして工場からしゅっかされていったよ。みんなの食卓にならぶのはいつだろう…?とっても気になるね…!