港町の魚好きも熱視線「うみおむすび」 | KIRIMIちゃん.おさかナビ

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港町の魚好きも熱視線「うみおむすび」

2022.07.06

具が全体の4~5割を占める

 宮城・塩釜市で水産加工業を営む㈱間宮商店が本社1階の直売所で販売する「うみおむすび」に、魚好きの地元市民から熱視線が注がれています。

 高級な海鮮具材をこれでもかとばかりに詰め込んだおにぎりで、見た目も味わいも「ケタ外れ」のひと言。地場素材への強いこだわりも大きな特徴で、数量限定ながら月に3000個近く売れる〝隠れたヒット商品〟となっています。

 商品名に込めたのは「海(に育まれた魚介類)と人を結びたい」との思い。開発に際しては「魚をとことん味わえるおにぎり」を意識しました。種類によっては、具の割合が全体の4~5割になっているそう。コメもノリも県内産にこだわり、一つひとつを手作りでふんわりと仕上げています。

 常時販売する定番品は「紅鮭」「紅子」「昆布」など7種。ほかにも季節限定で「しらすかき揚げ」などを販売しています。いち押しは自社製の干物を使った「金華さば味噌粕漬け」(税込み270円)。たっぷりのほぐし身と外にはみ出すほど大きなハラミが入っており、全国ブランドと熟練の技術が生み出すおいしさを堪能できます。

 午前9時の開店と同時に地元市民や観光客が次々と来店。午後の閉店(平日は1時、土・日・祝日は2時)を待たずに完売することが多いため、電話などによる事前予約にも対応しています。定休日は毎週水曜日。

 地元メディアにも多数取り上げられた、注目度上昇中の「うみおむすび」。塩釜を訪れる際には、ぜひ味わってみてね。