東日本放送の開局48周年記念で、活カンパチをつかみ取りする体験や解体ショー、試食ができるイベントが開催しました。活カンパチは、鹿児島県・鹿屋市の柿内水産の「三ツ星かんぱち」で、生きたまま約1500㌔離れた仙台までやってきました。輸送には、フェリーと陸路で延べ25時間かかりましたが、連れてきた30尾はどれも元気いっぱいだったそうです。つかみ取りでは、5m四方のプールを設置し、海水を張ったうえで4㌔物のカンパチを、小学3~6年生に体験してもらいました。子供たちが伸ばした手を振りほどくほど力強く、素早い動きのカンパチ。挑戦する子供と、応援する大人たちで大変盛り上がりました。また、「カンパチ芸人」として活動する半田あかりさんも来場し、つかみ取り大会を実況したほか、解体ショーも行いました。4㌔物を手際よく三枚におろしながら、「鮮度の違いは身を切った音で分かります」「全体に脂が乗っているが、キメが細かいのでしつこくない」と笑顔でアピールしました。鹿児島から仙台まで25時間かけてやってきたカンパチ!4㌔の生きたカンパチをつかみ取りでいるなんて貴重な体験ですね!