みなさん、「すじこ」や「いくら」って好きですか?今やコンビニ以外でもグルメ系の専門店が増え、海外からも評判なおにぎり。中でも人気の具材として、「いくら」「すじこ」があげられます。今回、サステナブルな漁業に取り組んでいる、アラスカ産にスポットを当てて紹介します。ゲストにはなんと、アラスカシーフードマーケティング協会で活躍中のキャラクター「すじこさん」「いくらさん」がきてくれています。1、「すじこ」と「いくら」の違いすじこさん、いくらさん:ナビィさん、こんにちは~♪いきなりだけど、わたしたち「すじこ」「いくら」ってなんなのかな・・?ナビィさん:ようこそ。すじこさん、いくらさん♪「すじこ」と「いくら」は、どちらも白米によく合う日本の食べ物だよね。オメガ3脂肪酸や抗酸化物質である アスタキサンチン などの栄養価が高い食べ物でも有名だね。まず「すじこ」は、産卵のために海に戻ったサケ・マスの卵巣を取り出して、飽和塩水で塩漬けにし、箱詰めしたあと、冷蔵庫で熟成した食べ物だよ。新物のアラスカ産 塩すじこ今のように各家庭に冷蔵庫が普及していなかった昔は保存食だったみたい。みんなが良く知っている「いくら」とは加工方法がちょっと違うよ。「いくら」は、卵巣膜から卵を取り出してバラバラにしていて、塩漬けして「塩いくら」にしたり、調味液に漬け込んで「醤油いくら」にしたりするんだよ。いくらさん:似てるけど、違うんだね~2、「塩すじこ」「醤油すじこ」の違いすじこさん:「すじこ」にも「塩すじこ」と「醤油すじこ」があるけど、どう違うの?ナビィさん:サケの卵巣を卵巣膜につつまれたまま塩蔵したのが「塩すじこ」。醤油ベースの調味液で漬けこんだものが「醤油すじこ」で、最近は食べやすさから「醤油すじこ」が多く出回るようになっているみたい。「塩すじこ」については、ベニザケの卵が主流で、本場であるアラスカが世界最大の産地だよ。獲れたての鮮度の良い原卵(卵巣)をアラスカで飽和塩水だけで素早く加工処理して箱詰めするんだけど、実はここに一番 日本人の技術 が詰まっているんだよ!すじこさん:アラスカで日本の技術?ナビィさん:そう!時期になると日本人の技術者、職人さんがアラスカに行って、現地の人に指導しながら、加工するよ。「塩すじこ」づくりは、ベテランの技術者たちが長い時間をかけて築いた苦労と努力のたまものなんだよ。アラスカで塩すじこに関わる現地のテクニシャンたち すじこさん:みなさん、真心こめて加工してくれてありがとう~❤ナビィさん:「醤油すじこ」は、アラスカから日本まで冷凍の原卵をコンテナ(船便)で持ってきて、日本の加工業者が独自の味付けに加工しているよ。凝縮された力強い旨みの「塩すじこ」に対して、まろやかで甘口の「醤油すじこ」も最近では全国的に好んで食べられるようになってきているね。すじこさん:全国の人に食べてもらえてうれしい~♪みんなありがとう☆彡ねこ:次回は、『アラスカ産「すじこ」がすごい!② 産地はどこ?アラスカ産が選ばれる理由は?』 。見てね。おまけ