初回はこちらから。アラスカ産の「すじこ」がすごい!① いくらとの違いは?「塩すじこ」と「醤油すじこ」何がちがう?3、北日本では熱烈な人気?すじこさん:北海道や東北地方の人はなんでそんなに食べてくれるんだろうナビィさん:昔からサケマス漁が盛んだった地域で、身も卵も長期間保存していつでもおいしく食べる文化があったことからだよ。なにより、お米がおいしい地域だから、炊いたご飯とすじこが出会った時に醸し出される強力なうま味を知っているんだね(にやり)農作業の合間の栄養補給、塩分補給にすじこのおにぎりが好まれたことも言われているよ。すじこさん:昔からおいしく食べてくれたんだね~。これからもよろしくね♪来年はいつから食べられる?ナビィさん:本格化するのは、夏場の旧盆(8月13日~16日)辺りがピーク。この時期になると帰省もあって、スーパーやコンビニエンスストアですじこのおにぎりが山のように積まれ、賑わいをみせているみたいだよ。すじこさん:秋、冬じゃなくて、夏なんだね! メモメモ・・・4、アラスカ産が選ばれる理由は?すじこさん:なんでぼくたちアラスカ産のすじこが評価されているんだろう。ナビィさん:サケの中でもベニザケの卵が特有の強い旨みがあるから好まれているんだよ。そのうえ、アラスカのベニザケはとても厳しい資源管理が行われているんだよ。獲り過ぎない、生態系を傷つけない、環境にやさしい漁業で獲っているから、持続可能な、サステイナブルシーフードなんだ。すじこさん:選ばれているのには理由があったんだね・・!5、アラスカのサケの生態ナビィさん:アラスカで、ベニザケのほかにも天然のサケマス類が回帰、遡上する川で有名なのが カッパーリバー という川。とても急流な川で、全米10位の流出量の河口を持つ大河だよ。ナビィさん:上流の湖で生まれて、カッパーリバーを下って海を回遊して、成長して帰ってくるよ。険しい急流の遡上に備えて脂肪分をたっぷり蓄えているから、すごくおいしいサケなんだ。おいしいサケが熊に狙われるのは日本と同じだね。遡上してくるベニザケを熊がハンティングすじこさん:食卓に届くまでには険しい道のりなんだね・・ねこ:次回は、『アラスカ産「すじこ」がすごい!③ マニアが多い? 1番おいしい食べ方は?』 。見てね。おまけ