3~5月が旬のホタルイカ今年は、全国でも高品質のホタルイカが水揚げされる富山県で大豊漁となっています!ホタルイカとは産地・水揚量全国1位、食卓に並ぶ産地:兵庫県・湾内の栄養を蓄えた高品質:富山県特徴・濃厚なみそとうま味・和・洋・中アレンジ可能・イカ類の中では比較的、安定した水揚げと単価生態・腕発光器、皮膚発光器、眼発光器と呼ばれる3種の発光器を持つ・発光の目的は、未だ不明・産卵のため岸に浮上してくるが、新月の夜は水面の高さが分からず、波にさらわれ打ちあがってしまう「身投げ」があり、富山の春の風物詩おすすすめメニュー・ まずはそのまま 酢みそあえ・和風に 塩焼きそば、炊込みご飯、から揚げ、天ぷら・洋風に パスタ、アヒージョ・中華風に 炒め物・ご当地料理 刺身(竜宮そうめん)、黒づくり・そのほか 釣り餌にも生食は注意!ホタルイカには「旋尾線虫」という寄生虫がいます。加熱処理(沸騰水に30秒、もしくは中心温度で60℃以上の加熱)を行ってください生食を行う場合は、①−30 ℃で4日間以上(同等の 殺虫能力例:−35 ℃(中心温度)で15時間以上、または−40 ℃で40 分以上)②内臓を除去することさらに詳しくホタルイカの詳しい情報は、富山県ほたるいか協会の公式サイトで閲覧できます。公式キャラクターの「ほたるんママ」が分かりやすく説明してくれます🦑今シーズンのホタルイカ漁況2024年4月11日付 日刊水産経済新聞 「ホタルイカ特集」引用昨年は、兵庫、富山の両県で漁模様は芳しくなく、ほぼ例年並みの漁獲だった。今年は兵庫の数量は例年並みだが、富山が過去に例のない大豊漁となり、兵庫も船凍ものが加速している。漁獲情報富山県ほたるいか協会によると、2024年シーズンの県内における3月の漁獲量は約1223tで、記録にのこる1953年以降で過去最高だった1992年3月の1119㌧を上回り過去最高となった。4月に入ってからも5日までで約468㌧と豊漁だ。担当者によると「かつて3月下旬~5月上旬だった盛漁期が3月中旬~4月下旬に早まっている影響もある」と指摘。過去最高の水揚げとなる3895㌧超えの「記録更新もあるのでは」と期待を寄せている。漁況見通し富山県農林水産総合技術センター水産研究所が3月1日に発表した2024年の見通しでは、2014~2023年の平均漁獲量1261㌧を大きく上回る2238㌧と予測。担当者は、「ホタルイカは富山県沿岸で産卵し、秋田県沖合付近まで回遊しながら、1年かけて成長し、再び富山県に戻ってくる」「漁獲量はその間の水温など海洋環境、捕食者の状況、海流などさまざまな要因に左右される」「このままだと予想をはるかに上回るのでは」と話した。ホタルイカは富山県以外でも成長することから、能登半島地震との直接的な関連性は不明とした。大阪市場本場 販売動向兵庫県産が2月中旬から入荷が本格化してきた。メーカーには(昨年が不漁年だったため)冷凍解凍で出荷可能な在庫がなく、新物の浜は高値安定で推移していた。3月10日から富山県も順調に水揚げされたことで、兵庫県産も例年並みの値ごろ感が出た。3月下旬からは水揚量も大きく増え、兵庫県は、昨年の不漁から安値ではあるものの、相場は堅調。富山県は、例年にない大豊漁で、生鮮だけでなく、加工や珍味に回るものもあるが、凍結が追い付かないほどの数量がまとまっている。身質も、兵庫県、富山県の両県で粒が大きくなっている。一番売れているのが、ボイルホタルイカ。そのほかに佃煮、素干し、沖漬けもあるが、おかずになりにくいので、食卓に並ぶ食べ方も提案していきたい。元記事2024年4月11日付 日刊水産経済新聞 「ホタルイカ特集」4月の概況4月に入ると、兵庫のホタルイカが例年以上の良品に。富山に引けを取らない身入りとなっている。元記事2024年4月19日付 日刊水産経済新聞 「豊洲の鮮 4月18日入荷」