3月後半から5月前半の約2か月、、 マイワシは産卵期に入り、卵に養分が持っていかれるので身が痩せ始めます。もう3月ということもあり、一部卵持ちのマイワシも出始めています。今回購入したのはこちらのマイワシ。1尾100gで、型はよさそうですね。包装を取ると、ラベルで隠れていた右向きの魚だけ目が赤い・・・見るからに鮮度がよくなさそうですね。。上の魚は、ひっくりかえしたら、内臓が出てました。。卵を持つと、その分腹が弱くなるので、このようになります。買うときは、パックの裏まで見た方がよいですね・・・・やっぱり腹が割れていたマイワシは卵持ち。それでも、皮下脂肪はしっかりあり、おいしく食べられそうです。卵も煮つけにするとおいしいらしいので、煮つけにしてみます。まずは、ぶつ切りにしたマイワシを、水と酒、ショウガをいれて煮ます。※ショウガはチューブじゃない方が煮汁がきれいです。。落し蓋を忘れずに・・5分ほど煮ますマイワシに火が通ったら、砂糖、醤油を入れて、10分ほど煮ます。身が軟らかくなっているので、魚には極力触らずに。。ひっくり返さなくて大丈夫です。できあがり。脂がしっかりあるから、とろっとしていておいしい~中骨は気になりますが、腹骨は気にならずに食べられます。もう少し煮たらさらに塩辛く、ご飯に合う味付になりそうです。ちなみに、卵は・・ なぜかヌメリがあり・・・うーん。塩でもむべきだったか。。。 またチャレンジしてみます。冒頭で、5月中旬まで産卵期としましたが、5月後半からは「入梅イワシ」として、脂が乗り、身質が回復します。6月までが旬の「入梅イワシ」として、千葉などから水揚げされますが、ここ3年はまとまっていません。今年も高値が予想されています・・・。 今のうちに食べておいてくださいね。おさかナビ担当・平野