北海道・新千歳空港の行列が途切れない人気立ち食い寿司店「札幌魚河岸 五十七番寿し」のブランド2号店が満を持して東京駅に進出しました。1号店と異なりゆったりと過ごせるつくりとなっていて、自社の映像スタジオが手掛けた動画も見どころとなっています。北海道特有の魚種たち2011年開業の新千歳空港店は、道産を中心とした新鮮な寿司種が抜群のコストパフォーマンスで楽しめる店として人気を博しています。JR東京駅直結の商業施設「グランスタ八重北」の「黒塀(くろべい)横丁」内に出店した新店もセールスポイントとして掲げているのは、やはり特徴ある道産水産物の数々。開店前のメディア試食会では、新千歳空港店で9割以上の利用者が注文する名物「炙りきんき」(税込み1200円)やウニ、イクラ、サクラマスに加え、高鮮度での提供が絶対条件のホッケなど、道産水産物が蝦夷前寿司として提供されました。北村宏樹常務は「新千歳空港店にはない30品目を用意しました」と紹介。寿司だけでなく「超特大のキンキの煮付け、ベニズワイを45%配合したクリームコロッケなど、自社工場で製造した一品料理」の数々が用意されています。「ぜひ、北海道特有の魚種を抜群の鮮度感で味わって」とアピールしています。空輸交えて最速仕入れ北海道中の高鮮度品が集まる札幌市中央卸売市場。そこで水産仲卸の最後、店名の由来にもなっている57番目に権利を取得した札幌シーフーズ㈱。確かな目利(めき)きの力で選び取った道産水産物を、豊洲市場経由の「市場便」のうち、空輸を絡めた最速で東京へと送り込んでいます。宅配便で2日かかるところ、その日の夕方か、翌朝には店着。「水産仲卸だからこそ実現できる物流のスピード」(北村常務)によって、道内の飲食店と同等の鮮度で道産水産物を楽しむことができます。また、会社が所有する映像スタジオが制作した映像のうち、カウンターの80インチ巨大モニターで北海道の景色を流し、観光に〝行きたい〟気持ちをかきたてるほか、生産者や漁師を取材した食材に関する映像を手元のタッチパネルでも「食べながら観られる」(北村常務)仕組み。産地の思いをかみしめつつ味わえる工夫がなされています。最近、札幌では食事や飲み会の最後をパフェで締める文化があることで有名ですね。東京駅店でも「〆パフェ」(同680円)3種類が用意されています。北村常務は、「いずれも自社工場製造のスイーツ。うち1種は季節で変わるのでその違いも楽しんで」と言います。店舗情報営業時間 11:00~23:00(ラストオーダー22:15)住 所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅構内 八重洲北口改札外 グランスタ八重北B1黒塀横丁電 話 03-6665-9757定 休 日 なし(施設に準ずる)H P なし地 図 Google Mapで地図を見る