魚津港の道向かいの漁協倉庫を全面改装し、2019年2月にオープンした直営食堂です。至近の魚市場に毎日足を運び仕入れた魚を、魚津市民が肩肘はらずに楽しめる〝おふくろの味〟で提供しています。 魚市場と同じエメラルドグリーンの外観が目印です。漁協倉庫を改装した外観。洋風のおしゃれな雰囲気を醸し出している魚津丸定食でプチ贅沢 魚津の人々が毎日通える店にというコンセプトで、6種類ある定食のうちで5種類の価格が税込み750円~1,000円の良心価格で提供しています。最も豪華でボリュームのある「魚津丸定食」でも税込み1,600円です。 店に掲示されたメニュー紹介文には「プチ贅(ぜい)沢な日におススメの一品」とあります。刺身盛り合わせ、串物2種、ツミレ入り味噌汁などが楽しめる「魚津丸定食」 刺身盛り合わせ、串物2種、ツミレ入りの味噌汁には地魚がふんだんに使われています。加えて副菜2種類、サラダ、香の物、魚津産のコシヒカリを使ったご飯と盛りだくさんの定食です。 魚津丸店長の竹内直樹店長に魚の種類を聞くと、「刺身はアマエビ、コチ、アジ。串物は、バイ貝を使った『バイ串カツ』と『いか串フライ』で、味噌汁のツミレにはマイワシですね」とのことでした。ホテルニューオータニ高岡出身の竹内店長。隅々まで気遣いが行き届いた接客の指揮を執る 6種類以上の地魚が一度に味わえる小さな幸せを噛みしめながら、おいしく頂戴いたしました。 追加料金を払うと、13年度「魚の国のしあわせ Fish-1グランプリ」で準グランプリに輝いた「富山(魚津)のバイ飯」にご飯を切り替えられます。 「うちは何といってもバイ飯推しですから」と竹内店長。地元の漁師飯を観光資源に昇華させたという自慢の料理は堪能しておいて損はないでしょう。市名に「魚」が入る街 「魚津丸食堂」が目指してるのが地元密着です。抜群の鮮度の地魚を、地元出身の女性従業員らが魚津に根付いた味付けで調理しています。使う味噌は、地元メーカーと食堂のために作った特選味噌です。 魚津の街の人々の嗜(し)好に最適化されています。魚津の魚は多彩さがセールスポイントです。 「バイ貝はもちろん、ベニズワイガニ、ホタルイカ、ブリ、カワハギ、アジなど、季節ごとにいち押しは変わります」と竹内店長。かくいうご本人も、店長に就任してから地魚に魅了された一人で、以前と比べ物にならないほど頻繁に食べるようになったといいます。 「市の名前に『魚』があるくらいですから」と「魚の街・魚津」であることを強調してくれました。魚をもたらしてくれる漁師さんへの感謝を忘れず、日々の接客に励んでいるといいます。港町のおしゃれなカフェといった雰囲気の店内窓のすぐ外には魚津港があります 新型コロナで休業に入った翌日にはテイクアウト営業を始めました。 竹内店長によると「魚の質は落とさず揚げ物や煮魚中心で。周辺の方々に好評で、食堂が再開した6月度の売り上げは実は去年よりいい」そうです。 今後もテイクアウトは継続していく予定といいます。2階の食堂とは別に1階にあるテイクアウトコーナーテイクアウトメニューの一つ「魚津丸弁当」店舗情報営業時間 10時30分- 午後2時(ラストオーダー午後1時30分)住 所 〒937-0057 富山県魚津市港町5-1 車が便利です。漁協の駐車場に車が10台程度止められます。電 話 0765-32-5831定休日 卸売市場の営業日に合わせて開店HP http://uozumaru.jp/地 図 Google Mapで地図を見る