答え かつお節
1(い)1(い)2(ふ)4(し)の語呂合わせで、11月24日はかつお節の日に制定されている。
11月にはこのほか、15日が七五三にちなみ紅白かまぼこなどで祝う「かまぼこの日」や、栄養豊富な昆布で成長を願う「昆布の日」とされている。
言うまでもなく、かつお節はカツオの燻乾品で、主として出汁をとるのに使う。
日本固有のもので、古くから盛んに製造された。
カツオの頭や内臓をとり、三枚におろしたものを茹でて、いぶし乾燥させたものを「荒節」、これにかびつけをして乾かしたものを「枯れ節」「本枯れ節」という。
小さなカツオを二枚におろしてつくったものを「亀節」、大きなカツオを二枚におろし、背と腹に分けたものもあり、背側を「雄節」、腹側を「雌節」という。うまみの主成分はイノシン酸とされている。
カツオは春から秋にかけて日本の太平洋岸を北に向かって移動するため、沿岸各地でかつお節がつくられ、それぞれの産地の名称をつけて、薩摩節、日向節、土佐節、紀州節、焼津節、三陸節などという。
近年は削って袋詰めにした削り節を一般家庭ではよく用いる。
和食の関心が高まるフランスで、「カツオブシ」が一般の人たちに知られ始めている。日本一のかつお節生産地である、枕崎(鹿児島県)を中心とするかつお節製造業者9社とその事業協同組合による合弁企業「枕崎フランス鰹節」社が、仏北西部のブルターニュ地方でかつお節の生産・販売に取り組んでいる。
国内市場の縮小への対応策という理由のほかに、「日本のおいしいだしを世界に広めたい」という思いが原動力になっている。
現在、欧州連合(EU)の食品流通規制で日本のかつお節の輸出が困難なため、現地生産に踏み切った。
答え かつお節
1(い)1(い)2(ふ)4(し)の語呂合わせで、11月24日はかつお節の日に制定されている。
11月にはこのほか、15日が七五三にちなみ紅白かまぼこなどで祝う「かまぼこの日」や、栄養豊富な昆布で成長を願う「昆布の日」とされている。
言うまでもなく、かつお節はカツオの燻乾品で、主として出汁をとるのに使う。
日本固有のもので、古くから盛んに製造された。
カツオの頭や内臓をとり、三枚におろしたものを茹でて、いぶし乾燥させたものを「荒節」、これにかびつけをして乾かしたものを「枯れ節」「本枯れ節」という。
小さなカツオを二枚におろしてつくったものを「亀節」、大きなカツオを二枚におろし、背と腹に分けたものもあり、背側を「雄節」、腹側を「雌節」という。うまみの主成分はイノシン酸とされている。
カツオは春から秋にかけて日本の太平洋岸を北に向かって移動するため、沿岸各地でかつお節がつくられ、それぞれの産地の名称をつけて、薩摩節、日向節、土佐節、紀州節、焼津節、三陸節などという。
近年は削って袋詰めにした削り節を一般家庭ではよく用いる。
和食の関心が高まるフランスで、「カツオブシ」が一般の人たちに知られ始めている。日本一のかつお節生産地である、枕崎(鹿児島県)を中心とするかつお節製造業者9社とその事業協同組合による合弁企業「枕崎フランス鰹節」社が、仏北西部のブルターニュ地方でかつお節の生産・販売に取り組んでいる。
国内市場の縮小への対応策という理由のほかに、「日本のおいしいだしを世界に広めたい」という思いが原動力になっている。
現在、欧州連合(EU)の食品流通規制で日本のかつお節の輸出が困難なため、現地生産に踏み切った。