答え まるごと高知
一つの街にいながら、日本全国の味めぐりができる。
銀座は、そんな魔法が可能になる。
各県のアンテナショップが多く、隣接した郷土料理店がある。
そもそもにして、各県の郷土料理屋も多い。
その気になれば、九州縦断でも東北縦断でも、東海道五十三次もできる。
銀座1丁目の「まるごと高知」の2階にある「おきゃく」に行ってみた。
ネーミングからして高知そのもの。おきゃくとは高知流の宴会のこと。
主人は十分な酒と料理を用意しておく。
客は好きな時に出向き、居合わせた人と酒を酌み交わし、料理をつまむ。
盆や正月、冠婚葬祭、近所の神社の祭りなどの際、お客を招いて家でもてなし、顔なじみも初顔も分け隔てなく飲み交わしていたのが起源と言われている。
その「おきゃく」で、メニューを開けば、カツオ、ウルメイワシ、シイラ、清水サバ、ウツボ、四万十青海苔、四万十アユ、はちきん地鶏と、高知のスター食材が並んでいた。
お勧めは数あれど、まずはカツオだろう。
土佐の漁師が一本釣りしたカツオが直送され、店内にて藁であぶられているので、なんとも香ばしい。ポン酢のたたきも良いが、お勧めは「塩たたき」。
ポン酢仕立てより、カツオの滋味が引き立ち、クセになる。
丸干しにしてもっぱら目刺し、頬刺しになるウルメイワシを、土佐市宇佐町ではテグスで釣りあげる。名づけて「宇佐もん一本釣りうるめいわし」。
伝統漁法の一本釣りを継承し、さらにカツオ同様、釣りあげ後も魚体に手を触れることなく氷水で活き締めすることで、鮮度抜群のウルメ生食を可能にしたのが「ウルメイワシのお造り」だ。
清流・四万十川のアユが主役の「まるごと鮎の土鍋ご飯」も高知らしい豪快さ。
秋には脂ののった「清水サバのお造り」が登場するそうだ。
答え まるごと高知
一つの街にいながら、日本全国の味めぐりができる。
銀座は、そんな魔法が可能になる。
各県のアンテナショップが多く、隣接した郷土料理店がある。
そもそもにして、各県の郷土料理屋も多い。
その気になれば、九州縦断でも東北縦断でも、東海道五十三次もできる。
銀座1丁目の「まるごと高知」の2階にある「おきゃく」に行ってみた。
ネーミングからして高知そのもの。おきゃくとは高知流の宴会のこと。
主人は十分な酒と料理を用意しておく。
客は好きな時に出向き、居合わせた人と酒を酌み交わし、料理をつまむ。
盆や正月、冠婚葬祭、近所の神社の祭りなどの際、お客を招いて家でもてなし、顔なじみも初顔も分け隔てなく飲み交わしていたのが起源と言われている。
その「おきゃく」で、メニューを開けば、カツオ、ウルメイワシ、シイラ、清水サバ、ウツボ、四万十青海苔、四万十アユ、はちきん地鶏と、高知のスター食材が並んでいた。
お勧めは数あれど、まずはカツオだろう。
土佐の漁師が一本釣りしたカツオが直送され、店内にて藁であぶられているので、なんとも香ばしい。ポン酢のたたきも良いが、お勧めは「塩たたき」。
ポン酢仕立てより、カツオの滋味が引き立ち、クセになる。
丸干しにしてもっぱら目刺し、頬刺しになるウルメイワシを、土佐市宇佐町ではテグスで釣りあげる。名づけて「宇佐もん一本釣りうるめいわし」。
伝統漁法の一本釣りを継承し、さらにカツオ同様、釣りあげ後も魚体に手を触れることなく氷水で活き締めすることで、鮮度抜群のウルメ生食を可能にしたのが「ウルメイワシのお造り」だ。
清流・四万十川のアユが主役の「まるごと鮎の土鍋ご飯」も高知らしい豪快さ。
秋には脂ののった「清水サバのお造り」が登場するそうだ。