答え かまとと
かまぼこが魚からできていることを、知らない子どもたちもいるという。
“かまとと”の「かま」は蒲鉾、「とと」はご存じ魚のこと。
蒲鉾が魚のすり身から作られることを知らないふりして、「かまぼこはととからできているの?」と、わざとらしく聞いたことから生まれた言葉。
実はよく知っていながら知らないふりをして、上品ぶったりうぶらしくふるまう女性に対して用いられることが多い。
現代でも通じる言葉だが、“ぶりっ子”といったほうがピンとくるかも。
「磯の笠子は口ばかり」は、冬から春が旬でひきしまった白身はとてもおいしいカサゴの口も頭も大きいわりに身が少ないことから、口先ばかりで実行のともなわない人を表す。
「さよりのような人」とは、外見は美しいのに、腹黒い女性をいう。
見た目は“海の貴婦人”の名にふさわしい姿のサヨリ。 ところが内臓を取ったあとの腹の内壁に黒い膜が残るところから。
「白魚のような人」というより、ほっそりとして透きとおった姿かたちのシラウオの美しさは“白魚のような指”と女性の指にも例えられる。
答え かまとと
かまぼこが魚からできていることを、知らない子どもたちもいるという。
“かまとと”の「かま」は蒲鉾、「とと」はご存じ魚のこと。
蒲鉾が魚のすり身から作られることを知らないふりして、「かまぼこはととからできているの?」と、わざとらしく聞いたことから生まれた言葉。
実はよく知っていながら知らないふりをして、上品ぶったりうぶらしくふるまう女性に対して用いられることが多い。
現代でも通じる言葉だが、“ぶりっ子”といったほうがピンとくるかも。
「磯の笠子は口ばかり」は、冬から春が旬でひきしまった白身はとてもおいしいカサゴの口も頭も大きいわりに身が少ないことから、口先ばかりで実行のともなわない人を表す。
「さよりのような人」とは、外見は美しいのに、腹黒い女性をいう。
見た目は“海の貴婦人”の名にふさわしい姿のサヨリ。 ところが内臓を取ったあとの腹の内壁に黒い膜が残るところから。
「白魚のような人」というより、ほっそりとして透きとおった姿かたちのシラウオの美しさは“白魚のような指”と女性の指にも例えられる。