答え ワカサギ
湖でのワカサギ釣りのイメージが定着していることもあって、ワカサギは淡水魚と思われがちだが、実際には海水魚に分類される。水温や水質に対して適応力が高いため、湖や沼などにも生息できる。
日本最大の漁獲量を誇る青森の小川原湖、そして茨城の霞ヶ浦、秋田の八郎湖、北海道の大沼、アマサギ、シラサギといった風雅な名で呼ばれる島根の宍道湖などが有名な漁場である。
江戸時代に始まった霞ヶ浦のワカサギ漁は7月から12月まで。
脂がのり骨がやわらかいことが特徴といわれる。
地元ではこの特徴を生かした「半生の煮干し」を食べるのが伝統だ。
いかだ焼きや甘露煮、佃煮などの加工品は名産として昔と変わらず親しまれている。
諏訪湖でワカサギがとれるようになった昭和初期から。
ワカサギを梅と一緒に煮詰めた紅梅煮は諏訪湖畔の名物。
からっと米油で揚げたワカサギに塩をまぶした塩味と、砂糖じょうゆのタレをくぐらせた甘辛味がある。
どちらもあっさりとしていて風味よく、サクサクとした食感がたまらない。
酒の肴として上々だ。漢字で公魚と書くのは、江戸時代に常陸国の麻生藩が霞ヶ浦のワカサギを幕府に献上し、「公儀御用魚」として扱われたためと伝わる。
答え ワカサギ
湖でのワカサギ釣りのイメージが定着していることもあって、ワカサギは淡水魚と思われがちだが、実際には海水魚に分類される。水温や水質に対して適応力が高いため、湖や沼などにも生息できる。
日本最大の漁獲量を誇る青森の小川原湖、そして茨城の霞ヶ浦、秋田の八郎湖、北海道の大沼、アマサギ、シラサギといった風雅な名で呼ばれる島根の宍道湖などが有名な漁場である。
江戸時代に始まった霞ヶ浦のワカサギ漁は7月から12月まで。
脂がのり骨がやわらかいことが特徴といわれる。
地元ではこの特徴を生かした「半生の煮干し」を食べるのが伝統だ。
いかだ焼きや甘露煮、佃煮などの加工品は名産として昔と変わらず親しまれている。
諏訪湖でワカサギがとれるようになった昭和初期から。
ワカサギを梅と一緒に煮詰めた紅梅煮は諏訪湖畔の名物。
からっと米油で揚げたワカサギに塩をまぶした塩味と、砂糖じょうゆのタレをくぐらせた甘辛味がある。
どちらもあっさりとしていて風味よく、サクサクとした食感がたまらない。
酒の肴として上々だ。漢字で公魚と書くのは、江戸時代に常陸国の麻生藩が霞ヶ浦のワカサギを幕府に献上し、「公儀御用魚」として扱われたためと伝わる。