ノルウェーさばのヒミツ① | KIRIMIちゃん.おさかナビ

な~るほど!お魚のあれこれ

ノルウェーさばのヒミツ①

さばのあれこれ

2015.12.22

こんにちは…! みんなは…北欧にあるノルウェーという国を知っている…?  日本と同じように細ながい国土で、そのおおくが海にめんしているからお魚がたくさんとれて、いっぱい食べる国なんだよ…!シャケー! これから4回れんぞくで、そんな「お魚ぱらだいす」ノルウェーのお魚のヒミツを探っちゃうよ…!シャケシャケするね…!まずは、じつは日本とはとーってもごえんがある「ノルウェーのさば」のことをノルウェー水産物しんぎ会の窪田さんが教えてくれるよ…!

日本の食文化がノルウェーさばで復活![鳥取県]

あれ…?ノルウェーさばのお話しなのに、鳥取県にきちゃったよ…!?
鳥取県もさばの産地で、さばを使った郷土食も有名なんです。
わぁ〜…!そうなんだ。あれ…あっちに人がいっぱいいるよ…!何かのイベントかな…?
あれは「鯖サミットin鳥取」といって、日本各地のさば料理が大集合するイベント。2015年は2日間で22,000人のお客さんが来場しています。私たちノルウェー水産物審議会も出展しているわ。
え…?日本のさばのイベントに、何でノルウェーが出展するの…?
ノルウェーで水揚げされるさばは年間10万トンなんだけど、その4割は日本へ輸出されているの!そしてなんと、日本国内で流通するさばの5割強はノルウェー産なのよ!!
シャッケー…!知らなかった…!ビックリしちゃった…!
それに、鳥取県の伝統的なさば料理の危機をノルウェーさばが救ったことで、ご縁があるのよ。
鳥取県ではさばの水揚げ量も多く、脂がのったさばで作る「因幡の塩鯖」という100年以上続く伝統食があるの。ところが、1970年代になるとさばの漁獲量ががっくり減って…このままではおいしい塩鯖が作れなくなってしまう、という大変な事態に…。
シャケシュン…大変…!さばが食べられなくなっちゃった…の?
そう、このままでは100年以上も受け継がれてきた美味しい塩鯖を作る伝統的な技術が途絶えてしまう…そこで、登場したのがノルウェーさば!
最初は、さばは国産じゃないと…と思ったさばに詳しい地元の人たちも、よく脂がのったノルウェーさばで作った「因幡の塩鯖」のおいしさにびっくり。徐々にノルウェーさばが使われるようになりました。鳥取の伝統技術と新鮮でおいしいノルウェーさばの出合いで、日本の食文化が守られたの。
他の県の伝統的なさば料理にも、ノルウェーさばが使われているのよ。

塩サバ加工

よかったね…!ところで、どうしてノルウェーさばは脂が乗っていておいしいのかな??
それはね、フィヨルドの海と……おっと、今日はここまでっ!ノルウェーさばのおいしさのヒミツは次回お知らせしますね!
わ…!知りたい!待ちきれないよ…!早くおしえて〜

[KIRIMIちゃん.クッキング]ノルウェー塩さばのトルコ風サンド

さばが密かなブームだって、知っていますか…?最近のトレンドはずばり、さばサンド!もともとはトルコのファストフード、だったんだけど…

今では日本かくちで人気じょうしょう中だよ…!

材料(1個分)

ノルウェー塩さば…1枚
トマト…1/5個
玉ねぎ…適量
レモンの薄切り…2枚
レタス…1枚
ソフトフランスパン(小さめのもの)…1本
粒マスタード…適量
にんじんのサラダ…適量
(千切りにんじん+ドレッシング)
ピクルス…適量