左が「８ＴＨ　ＳＥＡ　ＯＹＳＴＥＲ２・０」
右は入善町の海洋深層水で浄化した兵庫・室津産の「８ＴＨ　ＳＥＡ　ＯＹＳＴＥＲ１・０」

　ゼネラル・オイスターのグループ会社であるジーオー・ファームは、完全陸上養殖のカキ『あたらないカキ』の生産に世界初成功しました。

　沖縄県久米島で海洋深層水を活用した「８ＴＨ　ＳＥＡ　ＯＹＳＴＥＲ（エイスシーオイスター）２．０」は、今後量産化し、市場へ販売していく計画です。

　ノロウイルスの存在しない環境でカキを完全養殖するため、まず海洋深層水をかけ流しにした畜産プールで全国から運んできたカキを洗浄します。
　細菌数、大腸菌数最確数、腸炎ビブリオ最確数を安全基準まで低下させるために４８時間以上かけて洗浄するとのことです。

　商品名にもある海洋深層水「８ＴＨ　ＳＥＡ」とは、清浄性と富栄養性、冷温性が特徴で、世界の７つの海の下に広がる８番目の海として定義付けられています。
　久米島は、日本にある海洋深層水の中でも日量１万３０００トンの取水量と国内最大級です。

　通常２～４年かかるカキ養殖ですが、季節問わず約１１か月でできるとのこと。

　『あたらないカキ』・・・カキ好きにはうれしいニュースですね！
　養殖期間も短くなるそうで、量産化に期待です！
　

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