缶詰の製造ラインに興味津々の子供たち

宮城県美里町の木の屋石巻水産美里町工場で、夏休みの小・中学生向けの工場見学会が開かれました。

参加者は親子7組の23人。

クジラの缶詰の製造ラインの見学や、缶詰の巻き締め体験、人気商品の「金華さば味噌煮」の試食会を行いました。

所長が案内人となり、地元・石巻港で水揚げされる旬の魚を生のまま缶詰にする「フレッシュパック製法」が紹介され、見学通路から缶詰の巻き締めやレトルト釜を見学しました。

巻き締め体験では、タイムカプセルを作成しました。
看板商品である「鯨大和煮」で使われている7号缶が手渡され、思い思いのイラストを外側に描き、玩具や絵などを詰め込み、小型の巻き締め機で封をしました。

この夏に見た映画の半券や飲んだラムネのビー玉をいれた男の子は「夏休みの思い出のものをいろいろ入れた。将来、先生になれた時に開けたい」と笑顔で語りました。

最後に、東日本大震災で同社が被災した際に、がれきに埋もれたサバ缶を東京の商店街の有志が清掃して販売したエピソードを紹介。
それと同じ商品の「金華さば味噌煮」を試食し、親子らは「本当においしい」と話しました。

缶詰めのタイムカプセル作り、思い出に残る体験ですね！
東日本大震災の出来事もこれからの子供たちに語り継がれていきます。

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