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中学生が大漁旗デザイン

2023.06.12

部員たちのスケッチに助言するハタユキコさん

 塩釜市水産振興協議会と東北放送は、塩釜市立第二中学校の美術部員36人と地域ブランド「三陸塩竃ひがしもの」の大漁旗のデザインを行います。

 「海と日本プロジェクト」の一環で、若者らしい柔軟な発想と鋭い感性を集結し、夏休みが終わるまでに1作品を共同作成する予定です。

 デザインする大漁旗のサイズは、縦140㌢、横210㌢。
作成枚数は5枚限りですが、船主らに好評の場合追加も検討するとのことです。

 今回は魚やデザインの基礎知識を学ぶ特別授業が開催されました。

プロからさまざまな知識を学ぶ

 塩釜市魚市場買受人組合が「ひがしもの」について解説。三陸東沖の漁場で秋口から年末にかけて漁獲、塩釜港に水揚げされるはえ縄(釣り物)の生鮮メバチのうち、地元買受人が「上物」と認めた魚にだけ与えられる称号と説明しました。
 「関連資料はたくさんあるが、あまり縛られずに自由な発想で面白く描いてほしい」とエールを送りました。

 デザインについては、仙田市在住のアーティスト・ハタユキコさんが教授。自身の作品を「派手な色使いが特徴。ある意味で大漁旗に似ている」とし、過去の作品を紹介しながら、「大漁旗は船が掲げるもので、海の上でも目立たないと役目を果たさない。それを踏まえた配色が大事」「モチーフは多くても構わないが、いちばん訴えたいものえお大きく目立たせる」などアドバイスをしました。

 大漁旗といえば、派手な色彩と大胆で目立つ構図ですね
 中学生が考える大漁旗、どんなデザインになるか楽しみですね!



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